パーティクルボード
「ノボパン」とは
ノボパンが誕生したのは1942年。スイスのフレッド・ファルニー氏により発明されました。木材をはじめとする植物繊維質の切削片・破砕片(パーティクル)に合成樹脂接着剤を塗布し、人工的に成板する製品=パーティクルボードの開発に成功したもので、その製法および商品名を「NOVOPAN(ノボパン)」と名づけました。NOVO=NewとPAN=Panelの合成語で「新しい板」を意味するネーミングです。
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日本ノボパン工業の歩み
1956年、「ノボパン」のすばらしい可能性に着目した当社は、三井物産の協力を得てスイスのファルニー研究所といち早く技術提携を結び、折からの高度経済成長期を迎えつつあった我が国において、技術開発および生産・販売活動を開始しました。
以来、常にパーティクルボードのトップメーカーとして業界をリードし、産業界の厚い信頼に支えられて着実な発展を遂げてきました。
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パーティクルボード「ノボパン」
の特長
厚い、大きい面積の板が
製造できます。せん断性能、釘接合性、遮音性、
断熱性に優れます。材質は均一で、強度の方向性が
ほとんどありません。市場価格に変動はなく、
安定供給が可能です。家屋解体材・残材・未利用木材など
を主原料とするリサイクル製品です。使用中はCO2を排出せず、
炭素を固定することで
地球環境の保全に貢献しています。
動画で観る
ノボパンとは
「ノボパン」の使用用途
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戸建住宅床下地
各種床材の下地材として使用されています。
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マンション床下地
乾式遮音二重床工法で使用されています。
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屋根下地(野地板)
強い釘保持力で瓦をしっかりと固定します。
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家具、木工用途
家具用途には表面が平滑なファインタイプが適しています。
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外壁下地
国土交通大臣認定を取得した構造用面材です。(novopanSTPⅡ)